光の妖精と共にする癒しの散歩
#江陵ソルヒャン樹木園
江陵ソルヒャン樹木園は、江陵に自生する金剛松をメインテーマに、様々な野花や美しい渓谷がある。
森林浴とともに癒される江陵の名所。
気軽に散歩できるコースがいくつもあるため、市民はもちろん観光客にも人気。
最近、ソルヒャン樹木園が江陵の代表的な夜間観光スポットとして注目されている。
夜も市民や観光客が美しい自然の中で散歩を楽しめるように、夜間も開園されることとなった。
ソルヒャン樹木園は午後6時(夏期)に日中の開園時間が終わった後、改めて午後8時から11時まで再開園する。
昼間とはまた違ったソルヒャン樹木園の異色の夜景を眺めながら夜の散歩ができる。
夜の江陵ソルヒャン樹木園は、樹木ライトアップ照明ほか14種類、
全713個の照明器具などを用いた演出により、華やかな光の森に変身する。
ソルバッ憩いの場の照明
樹木園の入口に着くと、駐車場の左手に明るい照明の灯ったソルバッ憩いの場が見える。
松林の間に掛かったガーランドと照明を背にしてベンチに座ると、
まるで森の中でキャンプをしているような気分になる。
夜間開園は通行しやすいバリアフリーの遊歩道のみ一部開放される。
入口から出発し、左手の渓谷に沿って歩く。
渓流の音とともに川を照らす照明が様々な色に変わり、昼間とは違った雰囲気を演出する。
川辺の照明_照明の色が次々と変化していく
龍照明_昇天する龍の姿が浮かび上がる
ソルヒャン樹木園内で特に夜景がきれいなポイントは、渓谷を渡る木の橋。
橋を挟んで一方には川辺の照明があり、もう一方には龍を映し出す龍沼照明がある。
韓国の伝説の中で龍が昇天する時にできた水たまりのことを「龍沼」というが、
まるで渓谷から龍が天に昇っていくような演出になっている。
少しずつ異なる形の龍が現れては消える。
森の生態観察路_ホタルの照明
龍沼照明を通り過ぎ、ウッドデッキにつながる森の生態観察路を歩く。
暗闇の中でおとぎ話のワンシーンのようにホタルが光っている。
もちろん本物ではなく、穏やかな光をいくつも当ててホタルのように演出したもの。
木の葉が風に揺れるとホタルの照明も一緒に揺れ、ますます美しく光る。
森の芝生広場_松葉模様の照明
森の生態観察路を歩いていくと、森に囲まれた芝生広場が見えてくる。
芝生が大きな画用紙にでもなったかのように、その上に色とりどりの絵が映し出される。
松葉模様が様々な色に変わり、華やかな見どころを提供する。
ライトアップされた木はまるで生きているようで、今にも動き出しそう。
光が木を伝って天に昇っていくような感じでもある。
夜間開園エリアを一通り回るのにかかる時間は約30分。
短い散歩コースだが、ゆったりと夜景を楽しめる。
ベンチに座り、水の音や草むらの虫の声を聞きながら思索にふけるのもいい。
誰でも歩きやすいバリアフリーの道なので、夜の軽い散歩にちょうど良い。
ソルヒャン樹木園の夜景
江陵ソルヒャン樹木園の主要夜景スポットマップ
江陵ソルヒャン樹木園の夜間開園
夏期(3月~10月)
20:00~23:00(入場締切22:00)
冬期(11月~2月)
18:00~22:00(入場締切21:00)
休園日:毎週月曜日
(※月曜日が祝日・振替休日の場合はその翌日休園)
TIP:樹木園入口に備え付けの虫除けスプレーを噴きかければ蚊に刺されずに済む。
江陵ソルヒャン樹木園 :
江陵市邱井面スモグォンギル156